2015年6月17日水曜日

メキシコ通信(その2) テオティワカン遺跡

(たぶん)忙しい仕事の中、二週連続でメキシコレポートが届きましたのでお知らせします。

【注】本記事は、報告者からのメールと添付されてきた写真をもとに、広報担当が適当に編集して掲載していますので、写真の挿入ヶ所など報告者の意図と異なる部分があるかも知れません。

≪メキシコ通信(No.02)≫

今週は東京からの出張者が来ていて、テオティワカン遺跡に半日ツアーに行ってきました。
なので、2週連続になってしまいますが、メキシコ通信を送ります。

テオティワカン遺跡はメキシコシティから1時間弱で行けるユネスコ世界遺産です。
市内にあるメキシコ観光という日系旅行代理店に出張者が申し込みをし、ほかに申込者が現れなかったため当方が同行することになりました。

朝8時半に日本人のガイドのおじさんがホテルまで迎えに来てくれました。
朝は道がすいていてスイスイ行けてしまい、40分くらいで現地に到着。


え?もう?ここ?って感じで、でも周りはかなりの田舎。
周囲を 山々に囲まれた静かな一帯は、やはりちょっと神聖な雰囲気。


西暦350~650年ごろに栄えた古代都市に繋がるタイムトンネルは、世界共通の土産物屋のおっちゃんおばちゃんの「めちゃ安いよ」(なぜか日本語)という声のトンネルのその先にありました。

入り口を入って、最初に入ったのがジャガーの宮殿。
350年ごろに描いた壁画がまだ残っています。


テオティワカン人よ、おぬし、高松塚古墳に対抗するとは、なかなかやるではないか、とにわか飛鳥人になった気分で空を見上げると、そこには色とりどりの気球が。
聞くと、風の出ていない朝に気球ツアーがあるそうです。空から遺跡を見ようという企画で、30分150ペソ(1200円)とは安い!
その気球が月 のピラミッドにかかっている幻想的な写真が撮れたので添付しておきます。


さて、次はその月のピラミッド。高さは42メートルで350年ごろ作ったらしいです。
嬉々として急こう配の階段を登り、頂上から遺跡の全景を見て感動。


ここには雨の神チャルティトゥリクエという、何度聞いても覚えられないし、古代人も絶対覚えられなかったはずの雨乞い専門の神様が祭られていたそうです。
その神様の石像が13トンもあったと聞いて、やはりUFOが運んだんやろか?としょうもないことを思いながら、次は遠くに見える太陽のピラミッドにも登るぜ、と階段を降りようとしてビックリ。
ほとんど垂直に降りる感じやん!
命綱を握る掌に汗をにじませながらゆっくり降りま した。古代人はどうやって降りたんやろか?と考えたのは大地に降り立ってから。
ほんまに怖かったです。


月のピラミッドから太陽のピラミッドまでは死者の道という道幅が御堂筋程度の広い道を通っていきます。太陽の方は高さが65メートル。
でも登りの勾配は月よりなだらかで、頂上はパワースポットですよ、というガイドさんの声に後押しされ、248段もある階段をこれまた一気に登り切りました。年に2回、太陽が真上から照らすそうです(影が真下になるらしい)。

(注)写真は一部修正してあります。
すごいですね~、瑞穂にはそんな場所ないですもんね。

ということで、正直かなり感動しました。雄大で、神聖で、少ない想像力をかきたてられます。の一端をイメージでお 伝えできればと思って今回も写真を添付します。

残念ながら今日はUFOが写っていませんが、ガイドさんに聞いたら、メキシコはUFOがよく目撃されるそうで、ガイドさんの奥さんも見たそうです。
ということは???僕もチャンスがあるかもしれませんね!

ということで、チャルティトゥリクエとともに、皆さんのメキシコ来訪を心よりお待ち申し上げております!

大木

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